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KONBU WATER / 海の恵みを、やさしく。

静かな一滴に宿る、海の滋養

昆布は、北の海が育んだ自然の恵み。
厳しい潮の流れの中で育つその一本には、根から葉の先まで、うま味と栄養がぎゅっと詰まっています。

昆布水は、その滋養をまるごと引き出す、もっともやさしい方法。熱を加えず、水に静かに浸すだけで、アミノ酸やミネラルが溶け出し、澄んだ黄金色の一滴に変わります。

旨みが深く、後味はすっきり。お料理の下味に使うのはもちろん、そのまま飲むだけでも、身体にやさしく沁みわたります。

忙しい日々の中で、自然の恵みを無理なく取り入れる。
――それが、昆布水のある暮らしの豊かさです。

天然のミネラルを手軽に補える

昆布にはカルシウム、マグネシウム、ヨウ素、カリウムなど、身体のバランスづくりに欠かせない海のミネラルが含まれます。昆布水は火を使わずに水出しするだけで、これらの成分をやさしく抽出。毎日の水分補給の中で、無理なく自然の恵みを取り入れられます。

フコイダンが毎日のすっきりをサポート

水に浸した昆布から出る透明のねばりは、水溶性食物繊維「フコイダン」。海藻特有の成分で、毎日のリズムを整えたい方に選ばれています。体内をやさしく潤し、自然なコンディションづくりを後押しします。

無添加・ノンカフェインで安心

昆布と水だけのシンプルな仕立て。保存料・香料などは不使用、ノンカフェインなので、お子さまからご年配の方まで幅広くお楽しみいただけます。朝起きぬけの一杯や、お休み前にもやさしい飲み心地です。

減塩料理にもおすすめ

昆布水はうま味がしっかり。だし替わりに使えば、調味料を控えても満足感のある味わいに仕上がります。味噌汁・煮物・炊き込みご飯など、いつもの料理のベースに使うだけで、やさしくおいしく整います。

美容や健康を意識する方に人気

昆布にはミネラルや食物繊維のほか、ポリフェノール類やアミノ酸などもバランスよく含まれています。毎朝の一杯として続けやすく、内側から整える習慣をめざす方に好評です。自然のチカラで、日々のコンディションづくりをやさしく支えます。

※ 食品としての一般的な特徴を記載しています。
ご留意事項: 昆布水は医薬品ではありません。効果・効能を保証するものではなく、栄養バランスのとれた食生活とともにお楽しみください。

うま味を静かに引き出す、基本の作り方

昆布を選ぶ

根昆布・頭昆布・葉昆布、いずれもお好みで。種類を組み合わせて味の違いを楽しむのもおすすめです。それぞれの昆布が持つ個性が合わさり、より深い旨みを感じられます。

昆布をやさしく拭く

昆布の表面を、かたくしぼった清潔な布で軽く拭きます。または、さっと水で洗ってもかまいません。表面に白い粉や、白い結晶のようなものが付着していることがありますが、これは“マンニット”と呼ばれる昆布由来の天然成分で、うま味や栄養が凝縮した大切な部分です。洗いすぎず、できるだけそのまま残すのが美味しく仕上げるコツです。

水に浸す

コップなどの清潔な容器に昆布を入れ、水を注ぎます。
目安として、コップ1杯(約200ml)のお水に対して

【利尻根昆布:3/道南根昆布:2/本場折昆布の頭:2~6/がごめ昆布の葉:1~2】

ほどが適量です。

一晩じっくりおく

短くても一晩、少なくとも10時間以上おき、ゆっくりと栄養とうま味を引き出します。時間をかけるほど、澄んだ黄金色の昆布水ができあがります。
冬季や夏場冷蔵庫内で浸け置きする場合は時間を延ばしてください。24時間ほど置くと十分な栄養素が溶けだします。
毎朝飲む習慣にされる方は、「飲んだあとにすぐ次の昆布を水に浸しておく」と、作り忘れがなく、毎日おいしい昆布水を続けられます。

そのまま or お料理に

できあがった昆布水は、冷蔵で保存し、そのまま飲むほか、炊き込みご飯やお味噌汁の“だし替わり”にもおすすめです。
自然のうま味が料理をやさしく引き立て、塩分を控えながらも深みのある味わいに仕上がります。

昆布の種類によって抽出の濃さやねばりが異なります。
味を見ながら、水量や時間を少しずつ調整して、あなただけの「理想の昆布水」を見つけてください。

澄んだ味わいを生む、丁寧なコツ

昆布水は、ほんの少しの手間で仕上がりが大きく変わります。拭き方や水の温度、浸す時間などを工夫することで、透明感のある美しい味わいと香りを楽しめます。

時間と温度のバランスを見極めて

「どのくらい時間を置けばいいですか?」というご質問を多くいただきます。目安として、常温で8〜12時間ほど、冷蔵庫で12〜24時間ほどがおすすめです。
昆布水は時間をかけるほど、ねばりが増し、うま味や栄養がより引き出されます。ただし、長時間放置すると発酵が進み、味や香りが変わってしまうため注意が必要です。
お水の温度によっても粘り方は変わります。常温ではほどよくねばりがあり、冷たい水ではゆるやかに抽出、反対に高温ではサラサラとした仕上がりになります。
そのため、常温の水でじっくりと抽出するのが理想的です。夏場は痛み防止のため冷蔵庫に入れ、常温よりも少し長めの時間(1.5〜2倍)をかけてお楽しみください。

長く置くほど粘りが強くなり、短時間ではすっきり軽やかな口あたりに。お好みの粘り具合を見つけるのも昆布水の楽しみのひとつです。

切り口は下向きに、栄養をしっかり引き出す

昆布の断面──つまり切り口は、栄養の出口です。水に浸す際は、切り口を下に向けて入れると、粘りや栄養分が効率よく溶け出しやすくなります。
また、昆布の表面を覆う白い粉や小さな結晶のようなものは、“マンニット”と呼ばれる天然の糖質で、昆布本来のうま味と栄養が凝縮された部分です。
硬く絞った布で軽く拭くか、一瞬だけ水で洗う程度にとどめ、洗いすぎないのがポイントです。
このひと手間で、昆布水の味と香りが一段と引き立ちます。

お水選びにも、ひと工夫を

水道水で作る場合、季節によってカルキ(塩素)の濃度が変化します。特に梅雨や秋口はカルキが強くなりやすく、その影響で「粘りが出にくい」と感じることがあります。
そんな時は、一度沸騰させてカルキを飛ばし、冷ましたお水を使用するか、ミネラルウォーターを使うのがおすすめです。
さらに、よりミネラル豊富な昆布水を楽しみたい方には、硬水タイプのミネラルウォーターもおすすめ。硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムが、昆布の栄養と合わさり、より深みのある味わいになります。

味わいを優先するなら軟水で。栄養を重視するなら硬水で。目的に合わせて、お好みの昆布水を見つけてみてください。

昆布の個性を映す、粘りの違い

昆布の個性を映す、粘りの違い

海の環境や品種によって“ねばり”の出方はさまざま。
弊社で取り扱う三種の昆布水用昆布を比べると、
1.がごめ昆布の葉
2.本場折昆布の頭
3.根昆布(羅臼)
4.根昆布(道南)
5.根昆布(利尻/北見利尻)

の順に粘りが強くなります。

特にがごめ昆布は豊富なフコイダンを含み、見た目にも分かるほど濃厚なねばり。映像でその違いをご覧ください。
※動画はがごめ根昆布を使用

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